プレスリリース
2025.07.30

医療系国家資格の合格率100%を達成!「learningBOX」全学導入から5年。臨床工学科、放射線技術科学科の両科が2024年度国家試験で

LMS(学習管理システム)の積極的な活用で、高い国家試験合格率を維持。産学連携共同調査レポートを発表

鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市、学長:豊田長康)とlearningBOX株式会社は、産学連携プロジェクトにおける調査結果をまとめたレポート<医療系⼤学におけるLMS活⽤法とその効果について~国家試験合格率100%達成と「トコトンできるまで教育」~>を公表いたします。

鈴鹿医療科学大学とlearningBOX社の産学連携について

“日本初の4年制医療系大学”として、次世代の日本医療と福祉分野を担うスペシャリストを養成してきた「鈴鹿医療科学大学」と、「learningBOX」の開発・運営を行うlearningBOX社は、2022年11月に産学連携協力に関する覚書を締結しました。包括的な連携のもと、効果的な教材作成に関する情報共有や機能改善の相互提案など、EdTech<教育(Education)× テクノロジー(Technology)>がもたらす新しい教育について、共同研究を展開しています。

これまでの共同研究の実績として、調査レポートの発表や、パキスタン国でのイベント開催、アワード受賞などが挙げられます。

▼関連リリース
鈴鹿医療科学大学とlearningBOXが産学連携協力に関する覚書を締結
learningBOXがパキスタンでeラーニング学習に関する「Review Meeting」を開催
国際的に名誉のあるIMS Japan賞「優秀賞」を受賞
第21回日本e-Learning大賞「医療系eラーニング全国交流会会長賞」、第9回1EdTech Japan賞「優秀賞」をW受賞

▼過去の調査レポート
2022年11月発表「医療系大学におけるLMS活用法とその効果について
2024年6月発表「医療系⼤学におけるLMS活⽤法とその効果について~コロナ禍で得た学びのDX~

「鈴鹿医療科学大学」では、2020年から全学で学習管理システム「learningBOX」を導入しています。コロナ禍で多大な影響を受ける中でも、「learningBOX」を積極的に活用し、特に習熟度が遅れている学生へのサポートなど、多方面から学習支援を行ってきました。その結果、高い国家試験合格率を維持することができています。LMS(学習管理システム)を活用することでの、「学びのDX」も着実に進めています。

▼関連リリース
医療系大学でコロナ禍でも高い国家試験合格率を維持

共同調査レポートについて

鈴鹿医療科学大学での全学的な「learningBOX」導入以降、両者は鈴鹿医療科学大学での学習管理システム「learningBOX」の運⽤・活用方法についての調査を継続して⾏っています。日々の取り組みによって得られた知⾒を発信すると同時に、「learningBOX」の効果を明らかにすることを⽬的としたものです。

なお、今回の共同調査レポートは、コロナ禍で得た「学びのDX」をより進化させるべく、2024年度に取り組んだ内容とその成果について報告するものです。

2024年度の「臨床工学技士」ならびに「診療放射線技師」の国家試験合格率は100%を達成しており、各科での試験対策や、習熟度の低い学生に対する取り組み、「鈴鹿医療科学大学」が尽力する「トコトンできるまで教育」「リメディアル教育」にも言及しています。

概要

  • 産学連携のおけるこれまでの取り組み
  • 臨床工学科・国家試験合格率と試験対策
  • 放射線技術科学科・国家試験合格率と試験対策
  • トコトンできるまで教育/リメディアル教育
  • 各科での習熟度の低い学生に対する取り組み
  • 調査結果まとめ
  • 学習管理システム「learningBOX」学校・塾での活用

鈴鹿医療科学大学について

1991年(平成3年)日本で最初に設立された「4年制医療系大学」です。当初は2学部4学科と小さな大学でしたが、現在では4学部11学科13専攻分野を有する「医療・福祉の総合大学」となりました。「科学技術の進歩を真に人類の福祉と健康の向上に役立たせる」という建学の精神のもと、知性と人間性を兼ね備えた医療と福祉のスペシャリストを育成しています。

【URL】https://www.suzuka-u.ac.jp/

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