～ここ数年でe-learningシステム導入企業数は増加傾向～

learningBOX株式会社は、e-learningシステムを導入している企業の研修担当者を対象に、「企業のe-learningシステムの満足度調査」を実施しました。

活躍する人材を育てるためには研修は重要であるものの、実務との両立や研修方法の選定、内容の設計など、研修に対する課題感を抱える企業は少なくないでしょう。

そんな中、近年では、e-learningを活用した研修を行う企業が多く見受けられるようになりました。e-learningを活用することで、研修担当側の負担が軽減されながらも、質の高い研修を行うことができます。では、実際に導入している企業の実態はどうなのでしょうか。

そこで今回、learningBOX株式会社は、e-learningシステムを導入している企業の研修担当者を対象に実施した、「企業のe-learningシステムの満足度調査」のうち、今回は「企業のe-learningシステム利用状況」について公表いたします。

現在利用しているe-learningシステムは？

はじめに、利用しているe-learningシステムを伺いました。

「実際に利用しているe-learningシステムの名前を教えてください」と質問したところ、『【Multiverse】株式会社ネットラーニング（18.8％）』と回答した方が最も多く、次いで『【KnowledgeDeliver】株式会社デジタル・ナレッジ（16.7％）』『【learningBOX】learningBOX株式会社（15.8％）』と続きました。

さらに、「e-learningシステム自体は使い始めてどのくらいですか？」と質問したところ、『1年未満（10.2%）』『1年～3年未満（40.2%）』『3年～5年未満（28.0%）』『5年～10年未満（13.8%）』『10年以上（7.8%）』という結果になりました。

e-learningシステムは様々な種類がありますが、導入をしてから「1年〜3年未満」が最多という結果になりました。1年未満と回答した方と合わせて約半数は直近3年未満と、ここ数年で導入し始めた企業が多いようです。

【半数以上が直近1年以内でe-learningシステムを変更したと回答】その理由とは？

導入開始からの期間について伺いましたが、ずっと同じシステムを利用し続けるではなく、中には使い勝手に合わせてシステムを変更したという企業もあるかと思います。

そこで、「直近1年で使用しているe-learningシステムを変更しましたか？」と質問したところ、『変更した（46.6％）』『変更していない（53.4％）』という結果になりました。

半数近い企業が直近1年以内に変更していると考えると、システムの変更率はかなり多いと考えられます。ではなぜ変更したのでしょうか。

▼システムの変更理由は？
・使用する人数が増加したため（30代／女性／千葉県）
・費用対効果を期待していたほど得られなかったため（30代／女性／京都府）
・使い勝手が悪かったから（30代／男性／神奈川県）
・より最新技術のラーニングに切り替えたかったから（40代／男性／大阪府）
・利便性。受講科目の多様さ（50代／男性／埼玉県）

このような回答が寄せられました。
今まで利用していたシステムの利便性が悪かったために他のシステムに切り替えたという方が多く見受けられました。

【まとめ】導入数は増加傾向、さらに利便性を求めてe-learningシステムを切り替える企業は多い

利用年数から、ここ数年でe-learningシステムを導入する企業が増加してきていることが分かりました。ただし、別のシステムに切り替えているという回答結果からも、利便性を考慮してどのe-learningシステムを使うかは非常に重要なようです。

費用対効果が高いe-learningシステムに出会うことができれば、より効率的な研修が叶うのではないでしょうか。