
タイピング教材とAI英単語クイズを活用し、一人ひとりのペースに合わせた学びを提供
learningBOX株式会社は、2026年7月8日(水)、たつの市立龍野東中学校の特別支援学級において、ICTを活用した体験授業を実施しました。授業では、eラーニングシステム「learningBOX」のタイピング教材と、AIを活用した英単語学習ツール「えいたんごクイズ」を用い、生徒一人ひとりの理解度や学習ペースに合わせて学習できるプログラムを実施しました。
授業後のアンケートでは95%の生徒が「楽しかった」と回答し、「またやりたい」「タイピングが楽しかった」といった声も寄せられました。ICTを活用することで、生徒が自分のペースで挑戦し、「できた」という成功体験を積み重ねられる学びの場となりました。
開催の背景 地域の学校とともに、一人ひとりに寄り添う学びを考える
今回授業を実施した龍野東中学校は、当社代表・西村洋一郎の母校です。2025年に同校の生徒をトライやる・ウィークで受け入れたことをきっかけに学校との交流が始まり、「地域の子どもたちにICTを活用した学びの楽しさを届けたい」という共通の思いから、今回の授業が実現しました。
近年、学校現場では、一人ひとりの理解度や特性に応じた「個別最適な学び」が求められています。ICT教材は、生徒自身のペースで繰り返し学習できることや、成功体験を積み重ねやすいことから、その実現を支える手段の一つとして期待されています。
今回の授業では、タイピング教材やAIを活用した英単語学習ゲームを取り入れ、生徒が安心して挑戦できる学習環境づくりを目指しました。
当日プログラム 学校と企業が一緒につくる、新しい学びの機会を提供
当日は約2時間にわたり、以下の内容で授業を実施しました。
①代表西村よりあいさつ 地元たつの市での起業ストーリー、learningBOXの紹介
授業の冒頭では、当社代表の西村が、龍野東中学校の卒業生であることに触れながら、自身の学生時代のエピソードや、地元・たつの市で起業した経緯を紹介。さらに、今回の授業で使用するeラーニングシステム「learningBOX」について、分かりやすく説明をしました。
②アイスブレイク 龍野東中学校クイズ大作戦
続くアイスブレイクでは、計10問のたつの市や雑学、龍野東中学校に関するクイズ「龍野東中学校クイズ大作戦」を実施。リラックスした雰囲気の中で授業が始まり、生徒同士や当社スタッフとのコミュニケーションも自然と生まれました。
③タイピングチャレンジ
「タイピングチャレンジ」は、画面に表示される単語や文章を素早く正確に入力し、5段階の難易度に挑戦することで、達成感や集中力を楽しく育むことができるeラーニング教材です。授業では、一人ひとりの習熟度に応じた難易度のコンテンツを選択し、自分のペースで挑戦。繰り返し練習を重ねながら入力精度の向上を目指し、前回より正確に入力できたことを喜ぶ生徒や、友達同士で成果を見せ合う姿が見られました。

④えいたんごクイズ
「えいたんごクイズ」は、英単語の意味を4択で答える無料の学習ツールです。「兵庫版中学生のための英単語集」~はばたけ世界へ!『はば単』をベースにしたクイズなど、ゲーム感覚で英単語に触れながら学習を進めました。本教材は、学習状況に応じてAIが問題内容を調整する仕組みを採用しており、レベルが上がるにつれて難易度も上昇します。難しい問題に苦戦しながらも、何度も挑戦する生徒の姿が印象的でした。

今回の授業では、先生方と共に当社スタッフ6名でサポートを行い、生徒一人ひとりの理解度や進度に合わせて声掛けを実施。学校と企業が連携することで、生徒が安心してICT学習に取り組める環境づくりを目指しました。
「またやりたい」生徒アンケートから見えた、ICTを活用した学びへの前向きな意識
授業終了後に実施したアンケートでは、「授業が楽しかった」と回答した生徒が95%となりました。また、タイピングチャレンジでは79%の生徒が「最後まで取り組めた」と回答し、繰り返し挑戦しながら課題に取り組む様子がうかがえました。
一方で、「えいたんごクイズ」では、問題の難易度が上がるにつれて苦戦する場面や、途中で集中が途切れる様子も見られました。しかし、そのような中でも、「またこのような授業を受けてみたい」と回答した生徒は74%となり、多くの生徒がICTを活用した学習に前向きな関心を示しました。

コメントでは、
- タイピングをしてみて楽しかったです
- 学年ごとのタイピングができて楽しかったです
- 英語が好きなので頑張ってみたいと思います
- またやりたいです
といった感想が寄せられました。これらの結果から、生徒がデジタル教材を活用した学習に楽しみながら取り組み、一人ひとりのペースで挑戦できる環境づくりにつながったことがうかがえます。
龍野東中学校 改野先生 コメント
今回の授業で、子どもたちも、必ずしも都会に出たりしなくてもやりたいことが実現できるということに気付いたり、地元企業に興味関心をもってくれたり、…そんなきっかけにもなったと思います。
本校としては、もともと家庭科の授業に地元企業のご協力をいただいていますので、二つ目の地元企業とのコラボレーションが実現したことになります。やりとげられてほっとしていますし、繰り返しになりますが、生徒がトライやる・ウイークでお世話になったことをきっかけに、この授業が実現したことに感無量です。
普段われわれに見せない姿を見せてくれた生徒もおり、日頃から思っていることですが「本当に自分に合う教材を見つけたときに、子どもは自主的に取り組みはじめる」と、改めて実感することになりました。
また、初めての大人との交流にもかかわらず、好奇心から助けを求めたり質問したりする姿がありました。それこそが「学びに向かう姿」であると思っています。なかなか通知簿の数字で表せない部分でありながら、生きて知識を獲得するには必要な基本的な欲求のあらわれの部分でもあります。私たち大人は、まさにそれを促す部分に介入するべきだと思いますし、たくさんの知的好奇心への刺激をいただけたこと、本当に幸せだとしか言いようがありません!
改めて、今回の授業にアイディアをいただいたlearningBOX様、日頃から学校にご理解とご協力いただいている保護者の皆様に、感謝を申し上げます。ありがとうございました。
▼龍野東中学校との連携授業についてのレポート記事はこちら
https://note.com/learningbox/n/nbd69fa4b0c7c
今後について
当社は、「教育をつくる楽しみを、すべての人へ」というパーパスのもと、学校・地域・企業が連携した学びの機会づくりを推進しています。今後も地域の教育現場と連携しながら、一人ひとりに寄り添うICT教育の実践を通じて、子どもたちの「できた」「学ぶことは楽しい」という成功体験を支えてまいります。