プレスリリース
2023.03.29

鈴鹿医療科学大学とlearningBOXが共同でLMS研究会を開催しました

~産学連携協力に関する覚書を締結し、eラーニングシステムを活用した大学教育を推進~

鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市、学長:豊田 長康)とlearningBOX(ラーニングボックス)株式会社は、2023年3月24日(金)に共同でLMS研究会を開催しました。

研究会開催の背景

鈴鹿医療科学大学とlearningBOX株式会社は、2022年11月に産学連携協力に関する覚書を締結。次世代を担う医療と福祉のスペシャリストの養成及びeラーニングシステムを活用した大学の教育、研究機能の向上を図ることを目的にさまざまな取り組みを実施しています。

今回のLMS研究会は、鈴鹿医療科学大学にて推し進めているeラーニングシステム「learningBOX」を活用した授業について、成果が上がった事例の紹介や、learningBOX株式会社への質疑応答などを行うことで、より相互理解を深め今後の研究に生かすことを目的に開催されました。

LMS研究会の概要

「LMS研究会」は、鈴鹿医療科学大学内で結成している組織であり、教員⾃⾝が講師を務め、教え合い、刺激し合い、助け合う体制を整えているものです。3カ月に1回のペースで開催しており、今回の開催で15回目となります。

15回目のLMS研究会は、learningBOX株式会社本社(兵庫県たつの市)に、鈴鹿医療科学大学 医用工学部 臨床工学科の三浦 英和 准教授が来社し、learningBOX株式会社のシステム開発者らも同席して行われました。

~第15回LMS研究会 アジェンダ~
〇learningBOX授業資料アップロード方法について
〇PowerPointを使用したYouTube動画の作成方法
〇学生にトコトン学習させるための方法~learningBOXコンテンツクリア条件設定の活用~
〇SUMS × learningBOX共同研究~開発の現場から~
〇質疑応答

今回の研究会では、段階的に難易度を上げていき、最終的にテストを全問正解するところまでをコース化して“とことん”学習させることにより、学生全体の学力の底上げにつながった事例の発表などがありました。

鈴鹿医療科学大学 豊田 長康 学長は「これまでは、eラーニングを活用した授業を実施することを重視していましたが、現在はいかに質の高い、学生に楽しく学んでもらえるコンテンツを作成できるかというフェーズに入っていると思います。今後は先生方がさまざまに工夫された良質な教材を、共有化していくことを進めていきたいですね」とコメント。

最後には、鈴鹿医療科学大学側からlearningBOX株式会社への質問も実施。「learningBOX を使った授業が増えているため、学生側が目当てのコンテンツを探すのに苦労しているようです」「国家試験問題のデータベースとの連携はできないでしょうか」などの声がありました。learningBOX株式会社からも、新機能の紹介や、使い方の提案などを行い、活発な意見交換が行われました。

learningBOX株式会社 西村 洋一郎 代表取締役は「今後も機能についてのご要望がありましたら、どんどんお寄せいただければと思います。要望の一つひとつにじっくり向き合って検討し、可能な限り対応を進めていきたいと考えています」とコメント。

これまでも鈴鹿医療科学大学側からの要望でlearningBOXに実装された機能もあり、今後も共同研究の一環として、さまざまな課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000045857.html

【鈴鹿医療科学大学について】
1991年(平成3年)日本で最初に設立された「4年制医療系大学」です。当初は2学部4学科と小さな大学でしたが、現在では4学部11学科15専攻分野を有する「医療・福祉の総合大学」となりました。「科学技術の進歩を真に人類の福祉と健康の向上に役立たせる」という建学の精神のもと、知性と人間性を兼ね備えた医療と福祉のスペシャリストを育成しています。
【URL】https://www.suzuka-u.ac.jp/

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